女性候補者のための選挙プランニング
代表あいさつ
女性政治家の誕生を望む声がありながらも、女性候補者の悩みに寄り添う選挙戦略は多くありません。
ケア労働を引き受けながら、選挙準備のための時間・労力・資金を捻出しなければならないこと。
顔の見えない相手から批判や誹謗中傷を受けながら、選挙のために個人情報を提供しなければならないこと。
既存の選挙文化に適応できない女性は政治家にふさわしくないと認めてしまう社会があること。
女性候補者に特化した戦略を提供する事業を始めた理由は、多くの女性候補者が直面するジェンダー障壁を乗り越えることにあります。わたしたちは、自治体選挙に挑戦する女性候補者をはじめ、ジェンダー平等やLGBTQ+、しょうがいに関する政策に取り組む女性候補者に向けた選挙プランニングを提供しています。
立候補者として、サポーターとして、さまざまな形で選挙に関わる女性のエンパワーメントを推進し、女性の力で選挙に勝つ時代へと歩みを進めてまいります。
代表 紀本知都子

“ぱする”に込めた思い
わたしたちは、あなたの言葉を通過しながら(pass through)選挙戦略を立案します。選挙区の住民が重要であると感じている課題に焦点を当て、さらにあなたの思いや考えを引き出す役割を担います。あなたの語りが住民にとって非常に重要で素晴らしいものであると伝えられるように伴走することをお約束します。
立候補者や政治家の言葉には社会を動かす大きな力があります。社会を変えようとする人がすべての住民に対して、実現したいビジョンや政策を届けられるように、アクセシビリティの向上を意識することは非常に重要だと考えたことが、ぱする設立のきっかけです。
立候補者は個人の経験にもとづいて政策の必要性を訴えることができます。しかし、伝えたいことのすべてが正確に理解されておらず、どこか遠いところの話をしているように感じさせてしまうこともあるのではないでしょうか。
「伝えたいのに伝わらない」「一緒に考えたいのになかなか興味を持ってもらえない」「分かり合えないのは仕方ない?」こうした立候補者のモヤモヤを解消するために、立候補者との対話を何よりも重視しています。現状の自治体について考えていることをはじめ、政策を届けたい人、一緒に活動したい仲間のイメージ、政治活動や選挙運動を通して住民に届けたい思いを伺うなど、相互コミュニケーションのもとで選挙戦略を立案します。

代表 選挙プランナー
紀本 知都子
きもと ちづこ
一橋大学大学院 修士課程修了。
大学で社会運動論を学び、特定の立候補者を熱烈に支持する支援者や組織の構造に関心を持つようになりました。地方と都市で機能する政治家の個人後援会の実態を分析するため、支持基盤の構築のされ方や支援組織のあり方、支援組織内の権力構造に関する研究を大学院修了まで行いました。その後、後援会などの支持基盤がない立候補者が勝つための戦略形成に注目するようになります。
2022年秋から3年間、選挙コンサルティング会社で選挙プランナーとして立候補者の実務支援に携わりました。下積みの期間を通して、女性候補者の悩みに寄り添った戦略や支援体制が十分ではないことに気づき、選挙で有利となる資源を持たない女性の挑戦を支える仕組みをつくりたいという思いのもと、独立しました。
現在は戦略支援のほか、立候補者を支える女性サポーターの育成や、選挙が初めてのひとも安心して選挙運動に取り組めるような環境づくり、組織を動かすための仕組みづくりにも力を入れています。